熱いお湯で紅茶を淹れて、冷やすとクリームダウンという現象が起きます。
「クリームダウン」は、紅茶をアイスティーにすると、水色が白く濁る現象です。クリームダウンの原因は、紅茶の成分であるカフェインとタンニンが結びついて結晶化するからです。味は変わらないのですが見た目が悪くなります。
クリームダウンさせないために、熱い紅茶を一気に氷で冷やしたり、水出しにしたり、涙ぐましい努力をしてきました。また市販の飲料紅茶は、タンナーゼ処理を施しています。
でも、普通に熱いお湯で紅茶を淹れて冷ましてもクリームダウンしない紅茶があります。
これは国産の紅富貴紅茶ですが、左側がクリームダウンした紅茶です。右側がクリームダウンしない紅茶です。
この紅茶は、濁りの元であるタンニン(ポリフェノール)を添加物に頼らない加工技術によりポリフェノールを重合ポリフェノールに転換することにより可能になりました。
この紅茶は、渋みの成分であるタンニンが転換されているので渋みのないお茶です。
茶葉を多く入れ抽出することにより、苦味はありますが渋くないストロング紅茶を楽しめます。
ただいま商品化に向けて準備中です。
追記 モニター販売を開始しました。
お求めはこちらから http://surugatea.shop-pro.jp/?pid=54717433
送料(メール便)込みで460円でお届けいたします。
【タンナーゼ処理とは】
紅茶ポリフェノールは、他の茶ポリフェノール同様、カフェインとポリフェノールが結合して不溶化することにより、紅茶のにごりの原因となります。「タン ナーゼ処理」とは、酵素によりポリフェノールの結合を分解することで、カフェインと紅茶ポリフェノールが結合できなくすることでにごりを防止する技術で す。