長期間成功する条件は「謙虚さ」

コラム「一生食べ続けられるフリーランスの条件」を見て。フリーランスだけでなく、小企業の経営者、個人事業主、会社の営業マンにも言えることなので紹介します。

会社の営業でも、部長と同行すると、お客様から「部長は連れてこなくてもいいよ」とか言われることがあります。また中小の経営者でも昔は「仕事がやりきれないほどあったのに今は不景気で」と言うことがあります。ベンチャー企業が途中でおかしくなってしまうこともあります。なぜでしょうか?原因は一言では言い表せないでしょうが欠けているものがあります。

ある年代になって成功体験があると人は知らずのうちに横柄な態度が出てしまいます。仕事を発注してくれるのは、相手先のお偉いさんですが実際に運営するのは若い従業員であることを忘れてしまいます。長く成功しているには、相手の年齢を問わず謙虚であることを肝に銘じておきましょう。

busi_024

◎一生食べ続けられるフリーランスの条件

ノマドやフリーランスになりたい人は潜在的に多いように思います。私の両親は二人ともフリーランスでした。ここで、私が両親を見ていて学んだある事実を皆さんと共有したいと思います。<フリーランスの20代>若い人がフリーランスとして成功するのに、最も重要なことは何だと思いますか?

「年上から好かれること」

ではないかというのが、30年以上観察してきた私の結論です。

フリーランスの仕事というのは、仕事を発注してくれる人がいなければ成立しません。その発注してくれる人、つまり予算や決済の権限を持っている人は、20代の時は大抵年上です。BtoBの場合は特にそうでしょう。取引先の人(年上)に気に入られるのは最も重要なことです。

また、20代ではスキルはそれほど違いがありません。20代同士では微々たる差に優越感や劣等感さえ抱くことがあるかもしれませんが、4,50代の人から見れば微々たる差です。それよりも、これから長く一緒に仕事をしていきたい人間かどうか、ということの方が重要です。それにはやはり人間性や性格的な一致・不一致がポイントになります。

というわけで、年上に好かれないタイプの人・仕事をもらいづらいタイプの人は、そもそも20代でフリーランスになるのはあまり向いていないといえるでしょう。(芸大ではもっとこういう教育・トレーニングをすべきです。)

<フリーランスの30代>

20代を乗り切ったあとの30代はフリーランスにとって最も幸福な時期です。実力も付き、実績も生まれ、業界ではちょっとした(かなりの)有名人。ギャラも年々上がっていきます。

40代以降の話に関連するので、ここで少しうちの両親の話をしておきます。父は18歳で弟子入りして以来、CMカメラマンを助手からずっとやってきました。50代で廃業するまで。30代はバブルまっさかりということもあり、また、業界でトップクラスの仕事をさせてもらっていたようなので、マンションのローンは2年で返しています。月のお小遣いは50万円以上。区の高額納税ランキングにも載ったことがあります。(後日廃業するんですけどね。)

母は元々ヘアメイクで、20代の後半でニットのデザイナーに転身します。父とはヘアメイク時代に職場結婚。今年60歳。今も現役のニットデザイナーです。

<フリーランスの40代>

40代はフリーランスにとって分岐点です。我が家の場合で言えば、父は徐々に仕事が減り、アルコールやギャンブルに逃げ始めました。母は着実にポジションを築き、その地位を維持し続けました。

この違いは、本人の変化と、環境の変化への適応という2つの変化に由来するというのが、私の理解です。

本人の変化とは、幸福な30代を過ごした結果、天狗になる人と、謙虚な姿勢を持ち続ける人の違いです。そうでなくても、人は年を取るにしたがってわがままになっていきます。30代にあげた実績もあり、その分周りからは少し関わりづらい人(気を使わなくてはいけない人)になります。ここで謙虚でい続けられるかどうかが、今後の分かれ道の1つです。

もう一つ。これが今日一番伝えたい情報です。

40代中盤くらいを境に、仕事をくれる人たちとの関係が逆転します。仕事を持っている人(発注してくれる人)の年下率が圧倒的に増えるのです。

ズバッといいます。年下から好かれないフリーランスは、40代で頭打ちになり、徐々に仕事を失います。うちの両親の最大の違いは、この点でした。

父に仕事をくれた電通や博報堂、東北新社、サンアドなどのプロデューサーは、父が40代に入ったころから現場から距離を取るようになりました。多くは管理職になっていったのです。

結果、父よりも若いプロデューサーが増え、父はギャラは高いし、気を使うし(煙たいし)、ということで敬遠されるようになりました。プロデューサーも自分より若いカメラマンを使いたいと思ったのでしょう。

また、父は徐々に横柄になっていたので、30代の頃、まだアシスタントプロデューサーだった代理店や制作会社の20代の人たちを、あまり大事にしませんでした。

年上からは好かれることで一時代を築いた父でしたが、年下から好かれない、一緒に仕事をしたいと思ってもらえなかったことで、徐々に仕事を失っていったのです。

だから私が今日言いたいことは、フリーランスの方は、20代、30代の頃から、年下には丁寧に接するということです。やがてその人たちが客先でヘッドになります。また、年下から慕われる人間になれるように、日々自己研さんと自己抑制を忘れないということです。

<フリーランスの50代>

年下から仕事がもらえないフリーランスは、50代前半で最悪失業します。今はもっとそれが早まっているかもしれません。本当に今若くて才能あるフリーランスの人たちが、そうならないように祈るばかりです。

父は専門学校等で教えた後、50代前半でタクシーの運転手になりました。マンションのローンを2年で返していた、世界100ヶ国を撮影で旅した人がです。

母は、今年60になりますが、何年も前から「もう目も辛いし仕事を辞めたいのだけれど」と言っています。しかし、「あと1年お願いします」と言われ続けて、仕事を辞めさせてもらえないのです。母は謙虚にずっとやってきて、年下にも好かれ(その代り我慢もしています)、60代でも仕事が途切れません。

 

これが私が物心ついてから30年以上見て来た景色と、そこから学んだことです。

 

謙虚さと感謝は、忘れないようにしましょう。

 

成功の理由は才能より「意志力」

Which Traits Predict Success? (The Importance of Grit)

前から気になっていたのですが、マーフィーの法則も、他の成功本もこれに集約されると思います。

「ある分野で成功するには、生まれもった才能よりも、計画的な努力を持続的に続けられる性質が重要である」

マーフィーの法則を簡単に言うと、「思い続けていると幸運が訪れる」と言うものです。

ある村で雨が降ってほしい時に雨乞いをします。

この村では100%雨が降るそうです。

なぜだと思いますか?

それは、雨が降るまで雨乞いの儀式を続けるからです。

成功を勝ち取るには、あきらめないでやり続ける情熱です。

情熱とは努力であり、努力とはやり続ける意志力です。

そう言う、お前はどうかって?

意志力は、かなり・・・弱いです…(-﹏-。) 。

 

マイボトルは金持ちへの第一歩

なぜお金持ちは缶コーヒーを飲まないのか?

上記に記事によると金持ちは自動販売機をほとんど使わない。

金持ちは、コンビニに入るのも好きじゃない。必要なものは家から持ってくる。自分の水筒、手作りのお弁当など。だそうである。

缶コーヒーを一日3本自動販売機で買うと一日で360円。一年で13万ちょっと、30年で400万にもなる。高級車が買える金額である。10年で132万円。10年で、車を買い替えるとしても、そこそこの小型車なら買える金額になる。

 

 

 

 

 

 

マイボトルにお気に入りの飲み物を持ち歩くと、体にもよく、金持ちになれる。一石二鳥である。

私も、マイボトルを持ち歩く。自販機の缶コーヒーは飲まないが、コンビニのペットボトル飲料は、たまに飲む。でも、そんなにお金は貯まらない。高級車にも乗れない。月に1万円以上も缶コーヒーを飲んだと思って貯金できるほど余裕は無いと思い込んでいるからだろう。