緑茶、コーヒーで脳卒中リスク減=8万人追跡調査-循環器病センター
緑茶やコーヒーを飲むと脳出血や脳梗塞を発症するリスクが飲まない人に比べ緑茶では20%、コーヒーでも20%減った。また緑茶もコーヒーも飲まない人と比べると脳卒中のリスクが3割低下した。これは8万2千人を10年以上に渡り追跡調査した結果である。
緑茶やコーヒーには、血管を保護する物質や血糖値を抑える物質が含まれている。それは何か。抗酸化作用が高いフラボノイドである。フラボノイドはポリフェノールの一部であり、お茶にはカテキン、コーヒーにはクロロゲン酸などが含まれている。フラボノイドは、大豆に多く含まれるイソフラボン、ブルーベリーなどに含まれるアントシアニンなどがある。ポリフェノールは、たくさんとっても体内にたまらないため、ききめは2~3時間しかない。
フラボノイドはどの植物にも含まれているが多く含まれているのは、茶の木から作られたものである。玉露、抹茶が特に多いようである。ポリフェノールは、効き目が2~3時間しかないとのことなので、朝は納豆と味噌汁、10時の休憩にはコーヒーを飲み、昼には豆腐料理を食べ、3時には抹茶ケーキと紅茶を飲み、夜には赤ワインで乾杯。デザートにはブルーベリーを食べ、団欒に玉露を飲むのが健康にはよさそうだ。食中、食後のさっぱりしたお茶も忘れずに。