最近は。抹茶ラテ、抹茶ロールケーキ、抹茶アイス、抹茶キットカットなど抹茶を使ったお菓子などがブームです。スタバの抹茶ラテは世界中で大人気です。
わかるようでわからない抹茶、粉末茶、粉茶の違いは。
細かさ 粉茶>抹茶>粉末茶
緑色 抹茶>粉末茶>粉茶
価格 抹茶>粉末茶>粉茶
元は同じお茶の木から生産される。抹茶は抹茶に適した品種があるが「やぶきた」などは同じ品種だ。この三種類、見た目は近いが作り方が違う。
粉茶 :煎茶製造工程で出る粉を集めたもの。茶こしが必要。
粉末茶:煎茶を粉砕したもの。お茶ミル、ミキサーで作ることができる。
抹茶 :てん茶を石臼で挽いたもの。
粉茶は、お茶の粉。粉末茶は煎茶を粉砕したものでなんとなくわかるが抹茶の素のてん茶とは?説明によると、てん茶は
玉露と同じように、茶園をヨシズやワラで覆い(被覆栽培)、日光をさえぎって育てた生葉(一番茶)を原料としますが、蒸した後、揉まずにそのまま乾燥し、茎や葉脈などを除いた後、細片が「てん茶(碾茶)」となります。一般に、玉露の被覆期間である20日前後より長く被覆されます。名称の「碾(てん)」は挽臼を表していて、挽臼で粉砕するためのお茶であることから「てん茶(碾茶)」と呼ばれます。
とのことである。被覆栽培をすることにより緑色が濃くなり旨みがますようだ 。摘み取って蒸すまでは、最高級茶の玉露と同じだが、てん茶は蒸してから揉まずに乾燥させている。そのあと茎と葉脈を取り除きてん茶ができる。(てん茶の製造工程)
疑問。玉露の粉末茶は抹茶なのか?被覆栽培しないてん茶を作ったら抹茶になるのか?てん茶をそのまま煎茶のように淹れて飲んだらどんな味?揉まない緑茶はどうなるのか?と考えていると益々わからなくなっていく。
わかったのは、本物の抹茶は高級茶である。安い抹茶は、にせものもあるのではないかということだ。高級抹茶だけだとお金持ちでなければ買いきれないので、お稽古用抹茶や粉末茶を上手く使い分けると良いのではないかと思う。
本格的な抹茶を始めて頂いた時に、頭では苦いと思っていた抹茶がイメージを覆し「抹茶って美味しいんだ」と感じたことを思い出しまた。苦かったのはお稽古用の抹茶だったのだろう。