なんとなく台湾紅茶シリーズの阿里紅茶。
阿里山の茶園は標高1500mの場所にあり、高山茶の代表です。
近年は高山に行けば行くほど高級品となる傾向があります。
梨山茶などは標高2400mで栽培されていますが、値段は目が飛び出るほど高価になってしまいます。
この阿里山紅茶も紅茶コンテストで特等賞を取ったものは、100gで8万円近くの価格をつけ話題となりました。
フォーカス台湾「最高級の阿里山紅茶600グラムで50万円近く」
この阿里山紅茶は「小種紅茶」と書いてあることから中国種の茶樹からつくられているのではないかと推測されます。
水色は薄く直接の香りも強くありませんが、口に残る香りに特徴が有り、甘い香りがすばらしく、なおかつ長く続きます。
どこかで飲んだことがある紅茶のような感じです。
阿里山紅茶はアッサム紅茶などと異なり、チャノウンカという虫に葉を噛まれており、そのためハミチツや花のような香りを発する。
と書かれており、砂糖、ミルクなしでストレートで味わう紅茶です。
烏龍茶にも近く…。そう! 和紅茶と東方美人をミックスしたような味(和紅茶)と香り(東方美人)です。
国産紅茶も、このような価格がつく日が訪れることを願ってやみません。