カテキンとED薬で抗癌作用を発揮

カテキンとED薬で抗がん作用=併用で高い効果-九州大

緑茶に含まれるカテキンの一種と男性機能不全(ED)治療薬を併用投与することで、正常な細胞を傷つけずにがん細胞のみを殺し、高い抗がん作用を発揮す ることを、九州大大学院農学研究院の立花宏文教授の研究チームが突き止めた。研究成果は25日、米医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲー ション電子版に掲載された。
立花教授によると、これまで抗がん剤が効かなかったケースでも、高い効果が期待できるという。早ければ年内にも米国で臨床実験を実施する。
同教授のチームは2004年、「エピガロカテキンガレート(EGCG)」と呼ばれるカテキンの一種ががん細胞の細胞膜表面にあるたんぱく質と結合すること で、がん細胞を特定して殺す仕組みを解明。今回の研究では、EGCGの抗がん作用を阻害する酵素に着目し、この酵素の働きを抑える化合物を含むED治療薬 を投与したところ、抗がん作用を高めることに成功した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013012600094

カテキンは癌を殺すで、イギリスのストラスクライド大学のDr. Christine Dufèsの研究でエピカテキンガレートがガンの増殖を停止させ、 縮小させることが分かるという記事を紹介しました。

エビカテキンガレートとバイアグラの組み合わせで、さらに効果が上がったようです。

「静岡県で、お茶を沢山飲む町は健康寿命が長い」データがあります。

お茶の有効性がさらに分かってきたようですね。

紅茶に目を転じると、テアフラビンとテアルビジンという紅茶の色を決定している成分があります。テアフラビンはカテキンが2分子重合したもので、テアルビジンはカテキンが多分子結合したものです。紅茶の発酵の過程で重合ポリフェノールが生成されて、これらの成分が生まれてきます。テアルビジンはカテキンが3重、4重と結合されたものの総称で、どのような働きがあるのか良く判っていないのが現状です。紅茶も有効な成分が発見されるかも知れませんね。

 


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