葉っピイ向島園のご紹介
無農薬・無化学肥料での茶栽培及び製造を実践
昭和57年より、無農薬・無化学肥料による有機栽培に取り組んでいます。
最初の頃は農薬・化学肥料の影響で、茶木の生命力も弱く、ほとんど収穫することが出来ませんでした。やっと以前の収穫量に戻ったのは6年目でした。
お茶の葉一枚一枚の力を十分引き出し、皆様にお茶を通して自然からのメッセージをお届けできたらと願っております。
尚、大切に収穫したお茶は裏山から湧き出る清水で蒸し、心をこめて仕上げ、お届け致しております。

普通、茶の木は挿し木で増やし、早く収穫する為に剪定をたくさんして、密集した茶園を作ります。
『一本仕立て』の茶木は幹が太くのびのびと育ちます。このストレスのない環境が生命力を強くします。
なぜ、無農薬・無化学肥料という栽培方法をとっているのか?
今、この地球上にはとても多くの生物(植物・動物・人間も含む)が生存しています。そして、地上にあるものすべて一つ一つが自然の仕組みの中では掛け替えのない役割を担っています。しかし、人間が農薬や化学肥料を使うことで大きな輪としてつながっているそれぞれの命の流れを途中で断ち切ることになるのです。
 信頼性の高い3つの認証を受けた茶葉
海外有機認証、NOP(USA)・ECOCERT(EU)の認証も取得しました。
有機JAS・NOP・ECOCERTのトリプル認証は、静岡県でも初めてです。
●JAS有機認証…日本
 日本の農林水産省が定める有機JAS規格に基づいて生産・ 加工された食品に与えられる認証
●NOP認証…アメリカ
 オーガニック食品に関する全米統一認定基準であるNOP(National Organic Program)を満たす食品として、米国農務省(USDA)による許可を受けた認証機関より与えられる認証
●ECOCERT(EU認証)…ヨーロッパ
 フランスに本部を置き、ヨーロッパを中心に世界50ヵ国以上で認証を行う国際有機認定機関による認証
 
忘れている生命の一体感
生命というのはバラバラに成立しているものではなくて一体のものとしてあるのです。
今、私達に求められているものは、命の次元で物事を見ていくことだと思います。そして、生あるもの総ては、単独で生存出来ているのでは無く、みな一つの輪としてつながっていることを思い出し、今まで、私達人間が断ち切ってきた輪を元の状態に戻すことがなによりも大切なことです。